日々のお世話の確認

エサと水と副食の交換
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エサや水は毎日交換して与える必要があります。まず、エサ入れと水入れ、副食入れなどを全て取り出して、洗います。洗剤を使う場合はしっかり洗い流しましょう。必ずしも毎回洗剤を使わなければならないことはありません。
洗剤の洗い残しがたまにあると、長期的に見た場合悪影響がある可能性がありますので気を付けましょう。
ペレットや果物、野菜の食べ残しは捨てましょう。ケージ内は暖かく、口をつけているので傷みやすいです。
新たにペレットの重さを計って容器に入れ、副菜(野菜や果物)も別の副食用の容器に入れて与えましょう。ちなみにペレットと同じ容器に入れると、ペレットが水分でシナっとなって食感が悪くなり残してしまう場合もあります。
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飲み水は1日1回は最低交換しましょう。汚れているなと思ったらその時交換してあげるとなお良いです。
長い時間の絶食はできないので、エサを早く食べ終わってしまう場合は2回に分けたほうが良い場合もあります。もしくは日中、コミュニケーションの合間にご褒美としておやつのナッツやシードを与えてあげましょう。
具体的な食事の内容については“食事~主食編~”や“食事~おやつ編~”を参考にしてください。
敷き紙の交換
床の糞切り網の下のトレーに敷いている紙(新聞紙など)は毎日交換しましょう。1日分のエサのこぼしや、糞尿、吐き戻しのにおいがケージ中に充満してしまいます。
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便や羽、その他異常の確認
愛鳥の体調を確認する上で大事なことが、便の確認、体重測定、食欲です。まず床の紙の交換と同時に、便の状態を確認しましょう。便の状態の確認方法は“日々の健康管理”で細かく記載しております。そのほか、食事の食べ残しを確認します。いつも食べている量なのに食欲不振が続く場合は体調を崩している可能性があります。
嘔吐物がある場合もあるのでそれも確認します。発情による吐き戻しは真下に固まって嘔吐をした形跡になります。体調不良による嘔吐の場合は頭を振りながら嘔吐するので、嘔吐物が細かくあちこちに飛び散っていますので見分けは簡単にできます。
その他、羽や綿毛が落ちている場合は毛引き(自分で羽をむしること)かどうか確認しておきましょう。換羽期は大きな羽が丸ごと綺麗に抜け落ちています。換羽か毛引きかの判断は、羽軸の付け根を見ます。付け根の先端が細くすらっとなっていれば自然に抜けていて、ギザギザになっている場合は自ら嚙みちぎったと判断できます。
細かくは“健康チェック”で記載しております。
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日々の軽い掃除
インコやオウムは餌の食べこぼしが多かったり、くちばしをケージや容器にコツりつけるので汚れたりします。また、体から出る脂粉がケージに沢山ついたりします。ですので、簡単でいいので、日々のお世話の時にさっと拭き掃除をしてあげると良いです。
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温度チェック
温度に関しては、冬の寒い夜間や夏の日中の高温に注意する必要があります。基本的に熱帯に暮らす生き物であるので寒さに弱いのはもちろんですが、夏の高温、直射日光や室内の熱のこもりには耐えられなくそこで体調を崩したりひどい場合は亡くなってしまう場合があるので、温度はサーモスタットを利用しつつ、たまに目視での確認は習慣にしておいたほうが良いでしょう。
放鳥とコミュニケーション
インコやオウムは社会性が高く、コミュニケーションをとることが習慣となっているため、日々の放鳥での人との関りはとても大切です。寂しい時間が長すぎるとストレスがたまり毛引きの行為につながってしまう場合もあります。また、せっかく放鳥したものの、テレビやスマホを見ながらになってしまうと、コミュニケーションを楽しみにしていた鳥も不満になってしまいますので、一緒の時間は有意義にしてあげましょう。
その他、放鳥は運動不足による肥満の防止や、ある程度日光にあたることでのビタミンDの生成のためにはかかせないのでたまには日の入る窓際での放鳥をしてあげましょう。ただ、放鳥の時に注意したいのは、換気のために窓を開けていると思わず外に出てしまう場合がありますのでしっかり閉めてから行いましょう。また、窓などのガラスは、鳥には認識できないので衝突をしてけがをしてしまいますのである程度カーテンを利用したりして気を付けましょう。
また、飛ぶよりも歩く方が楽なためよく床を歩きます。ですので、他の人が踏んでしまう場合もあるため、放鳥する時は目を離さず、家族には放鳥しているという事をしっかり周知しておく必要があります。
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体重測定
便の確認と、食欲の確認と同じくらい日々の体調管理で大事な目安となるのが体重です。食事量が適切であるか、急に太ったり痩せたりすると病気の疑いもあります。
理想は毎日計れればよいのですが少なくとも週1回くらいは計れると良いです。
計りは市販のキッチン用で良く、その上に止まり木などつかまれるものを乗せて、そこに愛鳥を乗せて計ります。
ご褒美のおやつを使って乗ってもらえるような訓練をするとやりやすくなります。
細かくは“健康チェック”で記載しております。
ケージの清掃、消毒、熱湯消毒
日々の水拭きやこぼれたエサを掃除機などで吸いとるのとは別に、週に1回くらいは糞切り網とケージ全体の掃除の掃除をする必要があります。
糞切り網は便が1週間もすると網にこびりついてしまうのでできるならもう少し多い頻度で洗うと楽に落ちます。お湯で付着物を柔らかくして洗って、ステンレス製ならたわしでしっかりこすると落ちます。ケージもかなり薄めた漂白洗剤を使い、そのあとしっかりと洗い流しましょう。熱湯を利用する方法もあります。合わせて窓際や外で紫外線に当てて乾かすとしっかりと殺菌できます。
水浴び
体についた汚れや寄生虫を落とすために、野生の鳥たちは水たまりや雨の水で体を洗います。
とくに熱帯雨林が原産地の鳥たちは特に好んで行います。ただ、飼育下の愛鳥たちは基本的にはする必要がないのでたまに行うだけで大丈夫です。ただ、お湯で行うと体表の脂分をかなり落としてしまうので水で行いましょう。
霧吹きやシャワー、洗面器に水を張るなど愛鳥の様子を見て好む形で行ってあげましょう。
水浴び後の室温には気を付けて、体を冷やさないようにしましょう。

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